2008年10月27日(月)
赤とんぼの本当
おいら一人で強くいきてきたぜ!
と、、きどってみても本当は
色んな場面で人様に迷惑とお世話の絶妙な所をいったりきたり
してるな と思う今日この頃
とにかく意見は言っても人のことを上から<といってもせいぜい
滑り台からみおろす感じくらい>いってしまいそうになるが
それは後で自分がださくなるな、、と実感するのだった、、と!
そんな個人的な前置きはおいておいて<汗
夕方から新宿へ行く
前からチケットかって楽しみにしていた 紀伊国屋ホールで
行われた 今では凄いフアンの 話す吉本隆明さん講演を聴きに〜
これは ほぼ日の糸井重里さんの企画で
吉本隆明さんの自宅から ネットだけで生中継するという
前代未聞のライブなのだ 僕は講演会も行った事ないので
なんか緊張したけど 画面に吉本さん
が写ったときは 好きなロックアーチストがステージに出てきたとき
のように静かに感動する そして、、ご自宅
の書斎には ばななさんの本がかざってあって、、
あ〜ばななさんのお父さんや〜とこれまたジーン、、
そして今回のテーマは吉本さんからの提案で、「詩」
についてだった!ので うおー”!と思って聞き入る が
内容はけっこう難しいかった 俺だけかなとおもったけど<笑
でも三木露風さんが 赤とんぼが出てくる俳句?で作った
ものが 郁々 あの 夕焼け小焼けの赤とんぼ♪の童謡の歌詞の
ラストに組み込まれたそうですが それを吉本さんの解釈では
「きっと三木露風も俳句としてはその作品は
不完全だったと自覚していて、
それを自分の歌のほうの作品に取り入れたのでしょうが、、
それまでの道のりは、、
かなり苦労したのだと思います」という言葉が凄く胸を打った”
違う作品にとりいれるなんて、、
えーそんなええ加減な!逃げちゃうん?とか
見方を持つ人も居るかもしれないけど、、それは
明らかに苦しんで流れ着いた というのは、、甘ちゃん
の僕なりにもわかるし、、
それは表には出せない事で もしかして自分でもちゃんと理解していない
苦しみかもしれないけど それをそっと言い切るところの
深いやさしさが 吉本さんの素晴らしいところのひとつだと思った
其処にこそいないけど でも同じ今のこの現世に
生きてて共有できた事の不思議さと有難さを思うし どう考えても
あの目は
真実を言わないと! と思っている人の目で
そして その愛が吉本さんを生かしてらっしゃるのだなと
思った この世も捨てたもんじゃ ぜんぜんないかもしれない
と思えたのだった そして 糸井さんも同じで素晴らしいと思いました
、、、なんというか 僕らは何か文化に触れるたびに
実は結末とか そのカラクリとか本当は知っていて
何処かでしらけてるところがありつつも 盛り上がったり、、
楽しんだりしてる
ところがある だから本当は何処か寂しいけど でも
それは、、しょうがないと諦めながら生きている部分がある
でも その先がまだあるかも知れないと思えました
地道にまた 希望もって僕もやっていこうと思えました
ありがとうございました”
↑は 帰りがけ 激写! かしこそうな青年も写してたので
思わず「君も 吉本さんフアン?ほぼ日好き?」と話しかけたかったな!
本当は
No.2101