2006年12月02日(土)
先の先で
昨日書いた 仏像の彫刻家の円空さん
興味が湧いたので ネットなどでしらべる
300年前くらいに居た人 円空さんは
32歳くらいの時 仏像を
作ろうと決めて
それから30年間で12万個くらい
作ったのだそうな、、、凄い数だ、、”
ずっと旅をしながら
絶望の中に居る人とか
病の人とか
又はお世話になった人とかに
木で掘って プレゼントしてたらしい
だから 今の日本の中に沢山
作品が残っているのだって
円空さんの仏像は何ともいえない
慈悲愛に溢れたピースフルな顔で
微笑んでいるのが特徴なのだけど
これは 幼い頃に洪水で溺れて死に別れた
お母さんの事を思って掘りつづけたというから
我々日本人には染みますな<笑
その筋ではきっと もの凄く
有名な人だろうけど
知らなかったし、、
300年後
のこんな僕にも届いてますよー 円空さん”
でも最近想うに こうやってずっと先の先で
例えば自分がこの世に
居なくなっても誰かにその 祈りみたいのが
届くのって物を作る人は
ほとんどの人の願いだと思うし
どうせならそこを目指したいけど
でも アーチストでもなく
技術者でもなく 賞を貰えるひとでもなく
何も残すすべがない人も、、実は” 先の先で
その心が偶々なびいた有り難い風のように
誰かを励ましたりしてるのだと
ただ生きてるってそれだけでも
凄い作品だと思うしね
って 偉そうに知ったかブッタですが、、<汗
円空さんが修行した山の一つに
伊吹山というのがあるのですけど、、
あれは 滋賀のWOlとかファミリーの実家の近くの
山でね、、
昔タクシーの運ちゃんに
俺は「嗚呼 こっから富士山見えるんですね」
って言った事は ここだけの親密な話にしてください<汗
No.1379