2005年11月28日（月）
王国��
ギターを持たないで紹介されるのは
嫌そうだったが 無理にステージに上げた
まぎれもないギター健くん
と 高林氏＆司＆俺の
浪速臭コテコテグルーブ
ステージの模様
よしもとばななの 新刊「王国��」が出たので
これ来たもんだ と迷わず買う
二年ぶりくらいだろうか
王国シリーズが出るのは、、、まだ ５ページくらい
しか読んでないけど いきなり
ばななさんの文章の醍醐味のような 神々しい文体で
ガツーンと書かれてあり
内密にも紹介しますと
「夜になるとちょっとだけ闇が濃くなってきて
商店街の明かりがいっそうクリアに際立って見え、鼻から
入ってくる空気が新鮮に感じられた。
みんながちょっとだけ淋しそうに、そしてあったかく見えた。
まるでいい夢を見ているみたいに、
ぼんやりとにじむ夜の風景、、、。
季節なんかないみたいな街の風景にも、細かくよく見れば
いろいろな兆しがやってきていた。
落ち葉が終わり、星がきれいになって、息がしろくなって、
ところどころにいぶしたような焚き火の匂いがしてきて、、、、みな、
一年をしみじみとふりかえりはじめる時期、、、、
数えられる回数しかこの世にいられない人たちの、
それぞれの何回目かの冬だった。
四角く灯るいろいろな窓明かりを見ながら
私は毎日そう思った、、」
最後の四行などで 僕などのヤヤコシイようで単純な
思考は どこまでも永遠のその先まで連れて行ってくれ
その素晴らしい世界に手でタッチして
また 現実のカフェの椅子に
戻されるという その秒速 0コンマ0.0001 ぐらいの速さ＜笑
でも これってまさに 普遍的
なこの世の真実の言葉なのでしょう
だから イタリアでも本が売れまくってるのだろうな
で 自分の歌の歌詞もちょっと考えるが 良いフレーズ
まったく出てこず＜汗
色々 感動は日常でも何気に
静かにも強くあったりするのだけどね、、
そのうち出てくるであろう
No.992
