2005年06月08日(水)
枇杷と梨
下におりたら 丁度チャイムが鳴ったので出たら
見覚えのある 爺さんが佇んでいた
あ 親父方の親戚のお爺さんだ
「枇杷がとれたので もってきました」と
あがって頂き 偶々休みの親父と病欠の俺しか居なかったので
あわててコーヒーを沸かして カステラを出す
親父に爺さん戦争の話をしていた 入院した時の
マルコ爺さんも良く戦争の話をしていたが
想像はつかないけど 戦争の記憶って
二年前や 三年前の記憶より色濃いんだろうなあと思う
生きるか死ぬかっていう次元だものな
後で聞いたら この親戚のお爺さん 家で
育った枇杷と梨が出来たときだけ年に二回
フッと突然やってくるのだそう 留守なら
玄関先に置いて去って行くのだそう なんか意気だな
枇杷は甘くてうまかった
No.810