2005年06月04日(土)
なんでっしゃろか?
どういうシステムかは 判らないけど
担当の先生に「もう だいぶん良いので一回
外泊していただいて 又戻っていただいて それで
良くなってら退院ですな」と言われ
東京からそのまま持ってきていた荷物やギター
をかついで実家へと帰る
途中TUSTAYAに寄って 新しい本やCDを見たり買ったり
しつつ、、、その空間に漂う
新しい情報達がパッケージされた感じが新鮮だった
日本に帰国したばかりのとき
は しんどすぎてそれどころじゃなかったが
あきらかに時間が流れてる気がして 浦島太郎
のような気分になる 日本はやはり早いっすねえ
バス停まで このあたりは小学校まで暮らしてた地域なので
懐かしいなと色々思い出しながら歩く そしたら
あった あった あの八百屋さん
インドのカルカッタの夕暮れ時に不意に思い出した
自分のお婆ちゃんと良く来ていた 八百屋さんの吉田屋!
<もちろん サダルストリートに比べたら
小奇麗すぎる町並みだが、、、>
思わずその前まで行って 店をボおおと眺めまくってると
店の前を掃除していたお婆さんに
<なんでっしゃろか??>と言われ その顔を見て
もしかしてあの時に居たオバちゃんかと思い
話しかけたらそうだった
小さいころ良く来ていたんですよ なんて話す
最初はお婆さんも意味不明そうだったけど
理解してくれて もう40年ですわ と言っていた
やっぱり こうやって旅は続くのだな
そして再び ヨタヨタ歩いてると
ちょうどバス停あたりで 車が止まるので避けたが
あれ?と思い 振り返れば
車の中には見覚えのある 家族のシルエットが見える
友人のヤッスーファミリーだった <こんな所で
何してるん? ていうか何でそんな痩せてるん?
>と言われ インドや入院の話をしたら
驚いていた そして即座に車に乗せてもらい
実家までおくってもらう 車の中でインドの事など
話しまくる
息子のユウキは手足が伸びていて
ますますとヤッスーと似てきていて
嫁はのヒイちゃんはもうすぐ生まれる
二人目を身ごもっていた
「嗚呼ヤッスーとは対極の人生やねえ何だかね、、」
と言いながら
まるで自分が堅実な蟻に救われた
キリギリスのような感じだったが
それにしても すばらしいタイミングだったぜ
サンキュ ヤッスーファミリー
No.806