2005年05月15日(日)
東京
夜トイレで手を洗ってたら 待ってるガタイの良い兄ちゃんが
いたので英単語の切れ端で ちょっと待って
と言うと<もしかして日本人ですか?>と
言うので 僕も<ええ そっちも 日本ジンなん?>
と言う この宿にいたんや日本人...
おまけに<てっきりタイ人かと思いましたよ>と言われ
こっちも<香港か何処かの人かと思った>と言う
そして しばらく話し込み 日本語が嬉しいし
面白そうな人だったので
近所に飯を食いに行き シンハービールを飲む
一人だとお酒は飲まないもので 冷たいビール久しぶりだ
ヒマラヤの温泉で温いビールをチョビと飲んで以来か..
名前はハル君といい 商品の買い付けなどをして
世界中を十数年旅してるらしい 最初テーブルの上に ズラッと
アンティックなジッポライターや ミッキーマウスの
珍しい腕時計などを並べだして説明が始まったときは
どうしようか と思ったが 俺がもう金使われへん と言う
本気の切実さが伝わったみたいで<汗 話が別のほうに切りホッとする
でも 彼はとても頭の良い人で色んなことを良く知っていた
特に物事にかならずある裏の話 タイはやはり今
小バブルらしい 今の総理大臣の人が相当出きる人で その
動かし方などの話を細かく聞く 後は 体ひとつで子どもを
育てつつも世界中
を旅して 人生楽しんでいる ベトナムの美人娼婦の話とか...
裏旅本作家のゲッツ板谷かと思った
そして僕に<へええ 東京に上京してもう十数年すか?
じゃあ こんな旅の苦労 ヘ でもないでしょ?
東京は 世界中の色んな国の首都と比べても
別格ですよ やっぱり> と
言われちょっと驚いたが<たしかに そうかも>と笑う
東京 別に今では永遠に居るつもりはもうないけど
東京で暮らしてて 只今人生大雨です!!っていうときがあっても
何処かでは客観的に 天候が変わるまで じっと待つ
シブトサは身に着いたからな それはそれであの日々も
無駄じゃないのかと
その言葉のお陰で思うことができた サンきゅハル君 良い旅 良い商売を
さあ 再びがんばるかね
No.793