2005年02月08日(火)
菩提樹
今日は晴れていた でもまだシンドイ
この小さな村歩いてみれば けっこう開けているではないか
バラナシは駅にもアーケードにも 野良牛だったけど
ここは 豚とアヒルがたくさんいる
今日やっとメインテンプルの中に入る
そして お釈迦さんが悟りを開いた菩提樹のそばに行く
外に向かって何処までも神々しく静寂に包まれていて
大らかに伸びている
この木の下で生まれた祈りや思想が 今も
世界中の人達と繋がっているなんて不思議だ と思いつつ
菩提樹の手前でしばらく座り込んで
いろんな国の人達がそれぞれの作法で
祈りを捧げてる姿をぼんやりと眺める いつのまにか
僕もその中に混じって お釈迦さんに話し掛けていた
「僕はなんで こんな風な感じで生まれて来たんですかね
これも 縁であり 業ということですよね?」と インド
疲れしてていたので
ちょっとネガティブだったかもしれないが 本当は嬉しくて
海のように丸く大らかなものにつつまれて
ずっとコウシテイタイ気分だった
そんな時 日本人の若者が来たなと思って 良く見たら
バラナシでチラっと二回くらい逢ったヒビくんだったので手を振る
ヒビくんはバリバリ元気だった<笑
お土産やを見たりチャイをしばいたりしつつ かなり元気になってくる
そして5時からは日本寺で毎日行われている座禅に参加する
たくさん日本人始めいろんな国の人が来ていた
こいうのは始めてで気持ちがピリっとして良かった
「瞑想しているときは 何を考えててもいいです 蚊が
うっとうしかったらはらってもけっこうです 嫌な思いが
浮かんでも否定せず自然にまかせてください 大事な事は
そういうことじゃないですから」
という日本の御坊さんの言葉も良かったな また行こう
No.701