2005年01月24日(月)
サダルの歌手
今日はやっと一人で電車に乗って カルカッタを
ぶらついた 今までは のぶくん達と
同行していたので、、これからの事を思うと
一人でやっていく事も積んでおかないと<笑
一人になると町の表情が変わる
インドは歩いていても 孤独じゃない というか
孤独にしてくれない 目が合えば笑ってくるし
<うざい ペテン師も含め>
チャイを飲んで休んでれば必ず 誰かが話し掛けてくる
そして忽ち人数は子供からおじいさんまで
ドンドン増えてきて 輪に入って俺も笑うしかない
さっきから俺の事を怖い目つきじっとみてる 男がいるな と
気を張っていたら 「ポケットから札が出てるよ」
とだけ言って その男は向こうを向いた
そんな人も居るんやねえ そらそうか
ここサダルストリートには 夜になると子供を連れた
盲目のおじいちゃんが手を差し出しながら
アカペラで歌っている
その歌声は ホセフィリシアノのように
張りがあって素晴らしい
サダルストリートの夜にやさしく溶け込んでいくようだ
今度あったら 少しお金渡そう そして なんの
歌を歌ってるのか聞きたい
No.685