2003年08月15日(金)
へんてこ坊主
気持ちのいい雨上がり 5月半ばのような感じ
駅で見かけたちびッこい傘と長靴で歩く おかっぱの
女の子がお母さんについてとことこ行く姿は あらあら
せっかくのお休みやのにねえ と想うところだが
子供は柔軟なので
それはそれできっと忙しく楽しいのだろう と思い直す
そうだ今日は<ガキネタ>でいこう!!
家の近所の通りでたまに見かけ注目している 小学一年くらいの
坊主がいる その坊主の後ろから見た 歩き方といったら
もの凄くゴーイングマイウエイで傑作なのだ とにかくゆっくり
かつ同じ速度ではなく 左に行ったり 右に行ったり
急に真ん中で立ち止まって太陽をみあげたり 小さい
肩にかけた大きなカバンは
だらんと垂れ下がって中に入ってる物が今にも落ちてきそう
たぶん空想かなんかしていて 現実の道とは
別のドラマが頭の中で同時に進行してるのだろう
そう あのなんとも自分の世界に入ってる感じ
昔の自分もまさにあんなかんじだったもので
あの坊主大丈夫だろうかと思う、、此間なんて車がゆっくり
横切ると急にすごいリアクションでだあああっと奪取していた
<頭の中でサスペンスドラマでもながれてるのだろうか>運転手のひとも
車の中で爆笑していた でもあれも僕はやっていた、、、、
坊主がなんかクルクル回してるなと思って見たら 白い紐の先っぽにつ
いてたのは鍵だった 鍵っ子か、、、
友達はいるのだろうかと思っていたら
誰かと珍しく追っかけこしていてる時もあった
その時は意外に普通だったけど あれは仮の姿であろう<笑
あのころの一年は今の3年分以上 長く深く遠かった
関係ないけど へんてこ坊主に幸あれ
No.175