2003年06月21日（土）
今日は抽象的に
そこに花が咲いていたから蝶は飛んでいくだけ
蝶のために花は咲いたわけでもなし
その花のために蝶は飛んでいたわけでもない
ただ そこにあったから
なんでもないあたりまえの事だけど 一歩見方を変えるとそれは
奇跡としかいいようがない 縁という神さんの仕業と思われる
まあそれはスイートで色っぽいものから 薄味だけど
おでんのようにあったまるもの
苦くてペっと吐き出したいものまでさまざまあるけど 縁は
旅のように色んな角度でこの世を見せてくれる ありがたいものだ
そういうものに出逢う度 いつも心で見えない誰かに会釈する
そんな時 一匹者きどりで迷惑かけるまいと
思いつつもどうしても人様に迷惑をかけながらしか
生きていけないのが 人間なのだなあと そんな自分を諦めつつ
この世にいる事が楽しくなったりするのです
なんて今日は 抽象的
No.126
